建物の老朽化などに伴い移転する「さいたま市中央消防署」の新しい建物の建設工事が完了しました。
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現在のさいたま市中央消防署は築55年以上が経ち老朽化が進む
現在のさいたま市中央消防署は1965年7月17日に竣工。すでに築55年以上経過しており、外壁や内壁の老朽化や雨漏りが発生している箇所があるなど、庁舎や車庫などの老朽化が著しくなっています。
また車庫内の車両間の間隔が狭かったり、柱や壁と消防車両との間が狭かったり、天井が低かったりと安全管理や危機管理の観点からも整備が求められていました。
その他、さいたま新都心周辺の街の発展、災害の多様化や複雑化、市民の消防に対する知識や技術工場などの訓練施設を求める声もあり、移転による整備が決まり、建設が進められてきました。
移転先は中央区下落合4丁目の国家公務員宿舎の跡地です。フットサル施設「ラダースポーツ」のフットサルコートの隣です。
新しいさいたま市中央消防署の建設過程
2020年8月25日(火)撮影 ―基礎工事が進む
2021年3月14日(日)撮影 ―消防庁舎棟・屋内訓練棟の建設進む
2021年6月20日(日)撮影 ―建物の外装がほぼ完成
2021年8月18日(水)撮影 ―建設工事完了
新しいさいたま市中央消防署は、2021年12月に供用開始予定となっています。
さいたま市中央消防署 施設概要
施設名 | さいたま市中央消防署 |
現住所 | さいたま市中央区下落合5-7-18 |
新住所 | さいたま市中央区下落合4-13 |
供用開始 | 2021年12月予定 |