毎年10月下旬に開催され、さいたま新都心周辺だけでなく、日本全国の自転車ロードレースファンたちが集まり、楽しまれているイベント『ツール・ド・フランス さいたまクリテリウム』について、2020年の開催中止が発表されました。
さいたまクリテリウムは毎年、自転車ロードレースの「ツール・ド・フランス」の優勝者 “マイヨ・ジョーヌ” を獲得した選手をはじめ、世界で活躍する自転車ロードレーサーが集まり、さいたま新都心の街中を駆け抜けるロードレース大会です。
このたび、一般社団法人さいたまスポーツコミッションは、さいたま市民の皆さまの生活や安心・安全を最優先に考慮した結果、2020年における「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」の開催を見送ることといたしました。
当法人におきましては、本年のさいたまクリテリウム開催に向け、かねてより準備を進めてまいりました。しかしながら、新型コロナウイルスの感染が拡大し、緊急事態宣言が全国に拡大されたことを受け、何を最優先とするべきかを考えながら、開催規模の見直しや開催見送りなど、あらゆる方向性の検討を行い、協議を重ねてまいりました。
その結果、さいたま市民の生活を第一に、また、さいたま市民をはじめ、出場選手、関係者、及び大会を楽しみにしてくださっている来場者の皆さまの安心と安全を最優先に考慮し、本年の開催見送りを決断いたしました。
『ツール・ド・フランス さいたまクリテリウム 開催見送りについて| さいたまスポーツコミッション』より
本家のツール・ド・フランスも当初の開催予定であった2020年6月27日(土)から7月19日(日)の日程がから、2020年8月29日(土)から9月20日(日)に変更となっています。
その他のロードレース大会の開催延期もあり、参加予定選手の招待などが難しい状況となっていました。
何より、今の状況で開催することで、さいたま新都心に暮らす私たちの安全確保が難しいとのことで、開催見送りとなったとのことです。
2020年の開催がないことは残念ですが、今はみんなで1日も早く事態を終息させ、自転車は健康維持のために個々人がソーシャルディスタンスを保って乗り、2021年に無事開催され、みんなで楽しめるようにしていきましょう。