世界最高峰のサイクルロードレース「ツール・ド・フランス」の公式イベント「さいたまクリテリウム」が2019年10月27日(日)にさいたま新都心駅周辺で開催されることが決定しました。
ツール・ド・フランスはオリンピック、サッカーワールドカップに並ぶ世界三大スポーツイベント
ツール・ド・フランスという名前、「聞いたことはある」という方はそれなりにいらっしゃると思います。
サイクルロードレースはヨーロッパを中心に非常に人気があるスポーツです。約200km距離を平均時速 40km/h を超えるスピードで走ります。
コースによっては標高2000mを超える山を登ったり下ったりすることもあり、下りでの最高速度が 100km/h を超えることもあります。また、短い距離でタイムを競うタイムトライアルでは平均時速が 60km/h 近くにも達します。
日本でもサイクルロードレースのファンは一定数いましたが、マンガ『弱虫ペダル』の大ヒットの効果もあり女性を中心にファンが急増しました。今や日本各地で自転車用コースが増え、サイクルイベントも増えています。
ツール・ド・フランスはサイクルロードレースの最高峰のレースであり、オリンピックやサッカーワールドカップと並んで“世界三大スポーツイベント”として世界中で非常に人気がある大会です。
さいたまクリテリウムの“クリテリウム”とは
さいたまクリテリウムの“クリテリウム”とはロードレースの種類の1つで、1周5km程度の周回コースを設定して競う競技です。
コースは街中の行動を用いられることも多くツール・ド・フランスでも最終日のコースがパリのシャンゼリゼ通りをコースにしています。、街中で目の前をロードバイクが時速40km/h超で走り抜けていく迫力を何度も味わえるため、とても人気のあるレースです。
さいたまクリテリウムではさいたま新都心駅の周辺道路を用いたコースを設定されます。
さいたまクリテリウムにはツール・ド・フランスに出場したチーム、選手も多数出場
さいたまクリテリウムはツール・ド・フランスの公式イベントということもあり、その年のツール・ド・フランスに出場したチームや選手も多数出場することで人気となっています。
昨年はゲラント・トーマス選手、一昨年はクリス・フルーム選手という、その年のツール・ド・フランスを制した“マイヨ・ジョーヌ”と呼ばれる選手が出場しています。
世界トップの選手が間近で観られるだけでも貴重な機会と言えます。
2019年のさいたまクリテリウムは2年ぶりにさいたまスーパーアリーナ内を通過するコース
2019年は昨年のコースから変更され、2年ぶりにさいたまスーパーアリーナ内を通過するコースが設定されました。全体的に長い直線が多くなり、よりスピード感あふれる迫力あるコースに変更されています。
スーパーアリーナの中に席が設けられ、座りながら選手たちの走りを観戦できるようになることでしょう。
2019年のツール・ド・フランスは7月7日(土)~7月29日(日)まで全21ステージで開催
今年2019年のツール・ド・フランスは7月7日(土)に開幕します。7月29日(日)までの全21ステージで競われます。
注目は昨年の覇者ゲラント・トーマス選手が連覇を果たすのか。それともクリス・フルーム選手が5度目の“マイヨ・ジョーヌ”に輝くのか。この2人の選手は同じチームのため、チームとしてどちらを勝たせるのかも見どころです。
10月27日のさいたまクリテリウムの前に、まず7月7日に開幕するツール・ド・フランスを観戦して楽しみましょう。